社交空間となる「終の棲家」とは
現地は近鉄八尾駅に近く。電車軌道にも近い。耐震や振動、防音、熱環境など都市住宅に備わっていれば、ありがたいと思われる、内容を全て、含めて建替を計画した。もちろん、子供たちも成長し、クライアントのリビングサイクルの変化もあっての計画。言わば「終の棲家」というべき住宅だろう。ここで、始めて、クライアントはひとつの理想の社交空間を得たと言える。  八尾荘内の家
 大阪府八尾市
 専用住宅
 木造2階建
 敷地面積  201.86u
 建築面積   97.33u
 延べ面積  119.27u
南側外観。2階にはBR1室があるのみで大半は平屋。
玄関ポーチ付近外観。

 玄関ホールより、リビング、
 庭方向への空間の誘導を考えた。
 高い天井が広がってくる。
 右手前はパソコンデスク。
庭のデッキは、リビング床の延長のイメージを守り、その床の中に庭の庭をつくっている。
ダイニングテーブルは10名は同時に使用できる。

 玄関近くキッチンがあるが
 使い勝手はよい。リビング
 天井は程良い高さにおさえた。
 コーブ照明の位置でH=3000

 ダイニング、キッチンからも
 50インチのテレビ映像はよく
 わかる。

 浴室は庭、洗面と一体空間に
 なり広々していて気持ちが良い。

 2階にしつらえた、24時間
 全館冷暖房システムのマシーン。
 3Φ200Vの機械でコスト
 パフォーマンス。